10月22日・23日、マリンメッセ福岡B館にて、日本最大級の建材総合卸売専門商社「ジャパン建材」による展示会「第20回 九州ジャパン建材フェア」が開催されました。

全国から多くのメーカーが出展しており、福岡では直接見ることが難しい商品や技術に触れられる貴重な機会です。
普段は現物を目にする機会が少ない業務部の社員も積極的に参加し、知識と視野を広げる取り組みとして、研修を兼ねて参加しました。

国産桧の合板

展示会では、実際の製品を前に、メーカー担当者より直接説明を受けることができます。
特に印象に残ったのは、ジャパン建材が展開する木材・合板のエコブランド「J-GREEN」による全層国産桧合板です。

日本の人工林を適切に管理・循環させるため、国産材の利用促進が求められています。
この「J-GREEN」による全層国産桧合板は、日本の人工林から切り出されたものを利用しています。

展示ブースでは実際の断面まで確認でき、その表情や質感を知ることができました。
また、「白木の無垢材」という印象が強い桧ですが、塗装されているものもありました。

国産の自然塗料「i.ro（アイロ）」を使用した仕上げで、人にも環境にも配慮された製品づくりの姿勢を感じました。

「Bulls」のアイアン製品

もう一つ注目したのが、ジャパン建材のプライベートブランド「Bulls」によるアイアン製品です。
アイアン手すり「GOU」、アルミ階段手すり「SEN」、デザイン上がり框「sai」など、住宅デザインに調和する洗練されたラインナップが展示されていました。

現物や断面サンプルが用意されており、施工性についても実物を前に丁寧に説明いただいたことで、現場での具体的なイメージを掴むことができました。

展示ブースの一角に、なぜか鉄琴が置かれていました。

「楽器製作にも関わりが？」と不思議に思っていたら、カラーサンプルだと担当者の方が説明されました。
ユニークなディスプレイは、多くの来場者の目を引いていました。
マレット（ばち）が置かれているので、本当に楽器だと思って弾いてみるお客様もいたそうです。

担当者の方がおっしゃるには「ただのサンプルにするより、かわいい方が良い」と考えて、この鉄琴風のディスプレイを思いついたそうです。
工夫が素晴らしいと感動しました。

富山県から来場されたメーカー担当者の方とも直接お話する機会があり、普段関わることの少ない企業様とも交流でき、有意義な時間となりました。

「九州ジャパン建材フェア」に展示されていた商品は、弊社を通してご購入いただくことができます。
展示会価格などもありますので、弊社担当営業、またはホームページのお問い合わせにご連絡ください。
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