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施工事例

作品を際立たせる展示台

2025年9月25~28日にマリンメッセ福岡B館で開催された「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」にご招待いただきました。

ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025

ご招待くださったのは、陶芸家の富田美樹子様です。
作品の展示台の加工をご用命いただいている、弊社のお客様です。
関西を拠点にご活躍中ですが、福岡で開催されるイベントに出展され、ご本人も来場されるとのことでご連絡いただきました。

陶芸家 富田美樹子

漆でも既製品でもガラスでもダメ

「漆はコスト的に難しくて、既製品だと波打っていたり、ガラスは映り込みが強すぎて…
ピシッと平らで黒い板がどうしても必要だったんです」

富田様に初めてご注文いただいたのは、2017年でした。
弊社の通販サイトをご覧いただき、サイズや厚み、素材まで自由に指定できるオーダーカットに対応していることを知って、ご依頼いただきました。

陶芸家 富田美樹子

メラミン化粧板には「鏡面加工」「黒」の商品があります。
これを板材に貼り付ける「再合板」をすれば、ご要望どおりの展示台が製作できます。

陶芸家 富田美樹子

サイズの指定のみで制作数を算出

富田様のご注文方法は独特です。

アイカメラミン K-6400KM/3x6 1枚
ラワンランバーコアF4S 厚み30㎜/3x6 1枚
再合板+カット+木口加工
メラミン片面貼り
四方木口メラミン貼り

このようなご指定をいただいてから
「寸法300mmx300mmを製作可能な枚数お願いしたいと思います」
「幅400mm×奥行400mm×高さ50mmを4枚、また、端材をつかって幅200mm×奥行200mm×高さ30mmの小ぶりな展示台が作れますでしょうか?」
などとご指示やご質問をいただきます。

製作可能な枚数は、弊社で算出します。
直近のご用命の「300mmx300mm」の展示台は、11枚製作可能となりました。

陶芸家 富田美樹子

富田様の作品には、生命のような気配があります。
曲線や凹凸はどこか有機的で、光の加減や視点によって表情が変わるその姿は、静けさの中に脈打つようなエネルギーを感じさせます。

展示台は、その魅力を妨げることなく、むしろ支える存在であることが求められます。
主張しすぎず、光沢感がありながらも、作品の影を落とさず、むしろ空間を引き締めているかのようです。

陶芸家 富田美樹子

展示台があることで、作品のフォルムがよりくっきりと浮かび上がっていました。
どの角度から見ても、視線が自然と作品の中心に導かれるようでした。

作品を販売する際は、展示台もセットにしてお渡しするそうです。
弊社で加工した展示台は、次々に“作品として”旅立っていくため、何度もご注文をいただいているとのことでした。

陶芸家 富田美樹子

富田様の作品はInstagramでご覧いただけます。
ぜひ、ご覧ください!
富田美樹子 Instagram

お気軽にお問い合わせを

メラミン化粧板は内装建材ですが、展示台や撮影の背景板、ディスプレイ用のベースにピッタリの商品です。
株式会社ヤヒロでは、ご要望に応じて「カット」「再合板」「木口加工」などの加工を承ります。
詳しくは、化粧板の通信販売ヤヒロの「加工について」のページをご覧ください。
加工について

どのような商品や加工の仕方があるか、ご相談も承ります。
設計図がなくても大丈夫です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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